男性は忘れっぽい?
男性に買い物などちょっとした用事を頼んで、すっかり忘れられたことはありませんか?
そのようなことが何度か続くと、やる気がないのかとイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。
この忘れっぽさには、男性のある傾向や脳の構造が関係しているのです。
男性は一度にひとつのことしかできない
女性は一度に複数のことをこなし、作業中でも「これをやらなきゃ」と思ったことは頭の片隅に残る傾向があります。
電話をしながら雑誌を読みつつ、今日の晩ごはんを何にしようか考えられますし、フラれて思いっ切り泣いている間でも、「明日学校(会社)で目が腫れているのを見られたらどうしよう…!」といったことが考えられるわけです。
一方、男性は一度にひとつのことしかできない傾向があります。何かやるときは、そのひとつのことに自分のすべてを注ぐのです。
電話をするときは、電話で話をするだけ。考えているときは考えるだけで、会話すらできません。
できるのはコーヒーを飲みながら会話をするくらいです。
そのため、やることに優先順位をつけて行動するのですが、作業中、他のことは頭から消えてしまうので、優先順位の低いものは忘れやすくなるのです。
――と、いうことは、私の頼みごとを忘れるのは優先順位が低いってことよね……優先順位が低いということは、大事に思っていない?……つまり、私のことを大事に思っていないから、用事を忘れたんじゃないの?と考えてしまいそうですが、そういうわけではありません。
男性は優先順位を危険度が高いものや、リスクの大きいものからつけていきます。
そのため、リスクの低い買い物などが忘れられてしまうだけであって、もしもあなたが事故に遭ったとしたら、ほとんどの男性が一番に駆け付けようとするでしょう。