共有のものを分け、処分するものを決める
一緒に使っていたドライヤーや洗濯機など、共有している家具や家電をどうするかも別れ話をする前に考えておきましょう。
どちらが購入したものか、持ち込まれたものはどれか、リストにすると把握しやすくなります。
自分が部屋を出る場合、不要なものは早いうちから処分しておくのが賢明。
そのときは、必ず彼氏に断ること、「断捨離したくなって」とあやしまれない理由を伝えることも、別れるとき揉めないために大切です。
彼氏の所有物は勝手に処分せず、小物類は目につかないところにまとめておきます。
別れた後で「○○を返してほしい」など連絡が来るとストレスなので、持ち出すものや残すものは、時間をかけてしっかり整理しておきましょう。
「郵便物の転送手続き」も忘れずに!
自分が引っ越す場合は、郵便物の転送サービスに申し込むことを忘れずに。
郵便局の公式サイトで手続きができるので、引っ越し予定日が決まったらすぐに取り掛かりましょう。
サービスの開始には一週間程度かかることが多いので、早めの申し込みが肝心です。
定期的に何かを届けてもらうサービスを利用している場合も、送り先の変更を忘れると手間がかかり大変なので、引っ越す前に手続きしておきます。
別れを切り出すのは準備が整ってから
同棲中に別れたくなったら、一番気をつけたいのが別れを切り出すタイミングです。
関係を終わらせたい、同棲を解消したいことは、自分の準備が整ってから伝えるのがベスト。
何も準備ができていない状態で打ち明け、彼氏から「今すぐ出ていってほしい」と言われたら困りますよね。
男性の中には、すでに新居が決まっている状態などを知れば「勝手に決めて卑怯だ」と責めてくる人もいますが、逆に準備が進んでいることでこちらの本気度を察し、潔く受け入れる人もいます。
NGなのは、黙って家を出る、別れたい理由を話し合わずに去ることです。
別れの原因が相手のDVや過度のモラルハラスメントなら話は別ですが、そうでないなら終わる理由をきちんと伝えるのが誠意といえます。
彼氏にも納得してもらうのが一番ですが、それは無理と想像がつくときでも、最後まで筋を通す姿が相手にとっては救いです。
また、中途半端な状態で勝手に家を出てしまうと、その後のトラブルも避けられません。
しっかりけじめをつけるなら、別れ話を切り出すのは準備が整ってから、打ち明けるときは自分の意思を伝える勇気を持ちたいですね。
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同棲中に別れたくなると、まず住む家をどうするかなど考えることが多くて大変です。
それでも、これ以上付き合えないと思うときは、覚悟を決めて準備を進めるしかありません。
揉めないために決めておくべきことは多く、リストにして管理するのもいい方法です。
悔いなく終わるには、中途半端が一番だめということを、忘れないでくださいね。