若い頃は、言いたいことを言い合って騒ぐだけでも楽しかったけれど、年をとると「話す一方の人」は敬遠されがち。

大人になってもモテる女性は、人の話を“ちゃんと聞けて”気持ちに寄り添ってくれる共感力の高さが見えます。

相手のことを考えた言葉や振る舞いが魅力になるのですね。

モテる女性の「共感力」について、お伝えします。

「話を聞ける力」が「共感力」の高さにつながる

「話してよかった」と思われる人とは

つらいときの相談だったり、小さくても引っかかることだったり、ネガティブな話題は話す人を選びますが、「この人に話してよかったな」と思うのは「黙って聞いてくれた姿」を思い出すから。

こちらの気持ちを話している最中に「私ならこう思う」と口を挟まれたり、事情をすべて伝えきる前に「それはこういうこと?」と先に結論を言われたりすると、途中で止められたモヤモヤや窮屈さを感じます。

話してよかったなと思うのは相手がちゃんと聞いてくれたからで、ただうなずく姿だけでもこちらは「聞いてもらえている」という安心感がありますよね。

多くの場合、つらさや苦しみを言葉にして吐き出せると、それだけで心が軽くなります。

聞いてくれる姿がそのまま、こちらへの共感として伝わるのが「話してよかった」と思われる人です。

「共感する」ってどういうこと?

たとえば、好きな人に振られて悲しい思いを話しているとき「つらかったね」と同調してくれる、仕事が成功したことを報告すると「よかったね!」と一緒になって喜んでくれる。

誰でもできそうなこんな場面も、共感力のない人は「さっさと次にいこうよ」とつらさを飛ばした結論を言い出したり、「調子に乗っていると足元をすくわれるよ」と水を差したり、こちらの気持ちを萎えさせます。

提案する、注意するのがその人のためと思う人も一定数いて、その姿勢は間違っていないとしても、こちらの気持ちを無視されればやはりいい気はしません。

共感する力は、話す側の感情をまずはまるごと受け止める姿勢です。

「次にいこうよ」の提案は、悲しみを乗り越えた後に考えることですよね。共感力の高い人は、それをわかっているので“今の”つらさに寄り添おうとします。