子どもは成長するにつれて、できることが増えます。

でも勢い余って転んでしまったり、トイレに間に合わなかったりすると、親は心配だからこそつい感情的になりがちです。

今回は、そんな時に言ってはいけない「子どもが失敗した時に傷つく言葉」について紹介します。

また、それを回避し、子どもの自己肯定感を上げるにはどのような言葉をかけたら良いのかも解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

子どもが傷つく!失敗した時に言ってはいけない言葉

◯◯ちゃんなら大丈夫

子どもにやる気を起こさせるためによく使う言葉ですね。

例えば一人で着替えにチャレンジしても、ボタンが上手く留められなかったり、チャックがスムーズに上げられなかったり。「ボタンをゆっくり穴に通してみて」「チャックをしっかり持って」など、アドバイスして見守るママやパパもハラハラするはずです。

しかし、「◯◯ちゃんなら大丈夫」と根拠なく期待すると、かえってプレッシャーをかけることになってしまいます。まるで「できて当然」と言われているような気持ちになるからです。

それなら「大丈夫!昔ママも着替えることが苦手だったの」と失敗談を添えるだけで、子どもも「自分だけじゃないんだ」と思えるようになるでしょう。

ママ・パパの言うことを聞かないから

子どもが親の忠告を聞き入れなかった時に使われがちですね。

「だから言ったのに」とつい言ってしまうママ・パパも多いのではないでしょうか。

例えば、子どもが「公園まで自転車で行きたい」と言って「まだ上手く乗れないから歩こう」とママ・パパが反対したとしましょう。

そして案の定、転んでしまうと「ママ・パパの言うことを聞かないから」と叱ってしまうのです。

でも、そう言われると子どもは自分の選択に自信が持てず、何も決められなくなってしまうでしょう。

そんな時は「次は練習してから乗ろうね」と、いくらでもチャンスがあることを伝えると、子どももめげずにすみます。

また「どうすれば良かったかな?」と解決方法を導くのも一つの手となります。