「以前、大好きで何年も片思いを続けていた女性に告白したら、ほかに好きな人がいると振られました。
仕方ないことだけど本当に悲しくて、しばらく『恋愛は無理』と思いましたね。
今の彼女は俺が女性にガツガツしていないのを見て好きになってくれたらしく、傷心の俺には皮肉だけどそう思ってくれる女性がいることは素直にうれしかったです。
それでも、彼女の気持ちがわかってからも、俺のほうはなかなかエンジンがかからない状態でした。
あるとき、彼女から『とりあえずでもいいから、付き合ってみない?』言われ、それは失礼では……と思ったのですが、女性に振られた以前の自分を思い出し、『まずは受け止めてみないとわからない』と考え直しました。
それでOKして、いま半年ほど一緒にいますが、デートの行く先などふたりで話し合えて楽しいです。
大きな決意ではなく『なんとなく』ではじまったけれど、彼女のことを知っていくのも新鮮で、このまま大好きになれたらなと思います」(30歳/公務員)
そのときは好きでなくても、相手の好意を受け止めてみることで自分の気持ちにも変化があるかもしれない。
なんとなくであっても、いざ交際がはじまると彼女の良い面を見つけられるのは、大きな失恋を体験したからこそ相手の愛情を尊重したい気持ちがあるからです。
いつか、「大好き」と言える瞬間が来るといいなと思います。
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