「彼女と付き合って1年ほどのタイミングでコロナ禍になりました。

俺は結婚願望があまりなくて、彼女と結婚することは考えていなかったんです。

俺は当時ウェディングフォトグラファーの仕事をしていたんですが、コロナ禍がきっかけで会社が倒産してしまって……。

そんな時に彼女が『一緒に住まない?』と言ってくれて、一緒に住み始めることになりました。

一緒に暮らしてみると、彼女の知らなかった面もたくさん見えて、彼女のことをもっと好きになりましたし、新しい仕事を探すことも彼女がいてくれたことでがんばれました。

同棲して3ヶ月で俺からプロポーズをし、入籍しました。

仕事は失ったけど、そのきっかけがなければ一緒に暮らすこともなかったな、と思うとよいきっかけを与えてもらったな、という気持ちになります」(33歳/Webデザイナー)

コロナ禍をきっかけに、結婚願望が生まれたという人は少なくありません。

実際こちらの男性のように、結婚願望がなかったけれど結婚に至ったという人もいます。

そう考えると、ネガティブな印象を抱きがちなコロナ禍についても少し前向きな気持ちを抱けそうな気がしますよね。

どんな環境になっても、前向きな選択ができるような意識を持っていたいものです。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。