子持ちパパ編:疑われるのがイヤ!?

「仕事しかできないんだね」

学生時代から憧れていたテレビ業界でディレクターをしている、Mさん。

ロケや打ち合わせで家を空けることも多い仕事だそうですがが「同じ業界にいた女性と結婚したので、そのあたりは理解してくれていると思っていました。子どもが出来た時も出来るだけ傍にいてやりたい気持ちはありましたが、今までのスタイルを変えるのは難しかったんです」

それでもMさんなりに、空いた時間や休みの日はできるだけ時間を作って家事や育児を手伝っていたそう。「なのに、ある時“仕事しかできないんだね”と言われたんです。自分としては家事も育児も協力しているつもりだったので、晴天の霹靂のような一言でした……」

次の日から、奥さんと話し合いを始めて先日離婚。

「話し合いでは僕なりに頑張っていた家事や育児は全く理解されていなくて、自分とコミュニケーションをとるのを避けていると思ったそう。また、仕事も最初は理解していたようですが、何年も同じ状態が続くので浮気などの口実だと疑っていたようです」と、Mさん。

男性は男性なりに頑張っている部分があることをキチンと理解した上で、コミュニケーションをとっていくことが大切と言えそうです。

「隠し事してないよね?」

「結婚しているからといって、携帯や財布を勝手に探ったりするのは違うと思うんです」と、Kさん。

元奥さんとは交際期間が長く、結婚してからもなかなかお子さんができなかったそう。「念願かなった時は、本当に嬉しかったです。会社の仲間にも協力してもらって定時にあがったりしてて、周りからも“イクメンだね”と言われていた」ほどだったとか!

Kさんは、元奥さんに“どんどん息抜きに出かけていっていいよ”と言っていたそうですが、ある時からしきりに「隠してることない?」と聞かれるようになったそう。「周りのママ友や友人から“絶対になんかやましいことがあるから優しいんだよ!”と言われることが度々あったようで、心配になったような感じでした」

ですが、それ以降も事ある度に聞かれるようになり、ついには携帯チェックや財布の中身、レシートを勝手に確認するように……。

「限界でした。信頼関係があるからと思って結婚しているし、育児の負担も考えて僕なりに頑張っていたつもりです。なのに、周りの声に流されるなんて……。子どもには申し訳ないですが、親権はとれましたし離婚してよかったです」。

家族のことを考えての行動が疑われるのは、ショックを受けて当然かと思います。素直に受け止める心の余裕をお互いが持つことが大切ではないでしょうか。

まとめ

女は積み重なったものを爆発させ、男はたった1つの行動で全てがイヤになる傾向にあるよう。そして、男は女性の離婚への予兆に気づきません。

あなたも相手に対して、同じような発言をしていないか今すぐ思い出してみてくださいね。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。