Ranunculus(ラナンキュラス)左から天ヶ瀬むゆ、先斗寧、海妹四葉

100人以上の人気VTuber(バーチャルライバー)を擁する「にじさんじ」から、この春、注目の新人たちがデビュー。VTuberグループ「Ranunculus(ラナンキュラス)」のメンバーの天ヶ瀬むゆさん、先斗寧さん、海妹四葉さんは、3月20日(日)に初配信を成功させた後も、精力的な活動を続けています。

「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社が、昨年、開講したタレント育成プロジェクト「バーチャル・タレント・アカデミー(VTA)」から初めて生まれたにじさんじライバーでもある3人。『Liversible』では、「Ranunculus」の初めての座談会を実施。

この前編では、初配信の振り返りや、VTAでの思い出などを語っていただきました。

Ranunculus(ラナンキュラス)プロフィール

天ヶ瀬むゆ(Amagase Muyu)

夢を食べる半人半妖。
寝ている人の悪い夢を、良い夢に変えることができる。
普段は周囲にバレないよう気をつけているが、自身も様々な夢を見たいと配信活動を始める。
しかし未だ本人の寝つきは悪い。

先斗寧(Ponto Nei)

関西出身の、異界と現代を繋ぐ雑貨屋で
アルバイトする学生。
雑貨屋に住み着く妖精が見えるようになったのだが、
ブルーベリーの食べすぎのせいかもしれない。

海妹四葉(Umise Yotsuha)

「チャレンジしてから考える」タイプの、七転び八起き貧乏学生。
新しく楽しい挑戦を求めた結果、配信活動を始めることにした。
頼られようと本人は振舞っているつもりが、なぜかいつも心配されてしまう。

天ヶ瀬「初配信の自己採点は、マイナス10点です(笑)」

――まずは、簡単に自己紹介をしていただきたいのですが、初配信の順番と同じく、まずは海妹さんからお願いします。

海妹 にじさんじからデビューさせて頂いた「Ranunculus」の黄色担当、海妹四葉と申します。今後、配信ではゲームをいっぱいやっていきたいなと思います。それに、これまでに歌とか楽器とか、いろいろとやってきたので、配信に限らず、いろいろな活動を積極的にやっていけたらいいなと思っています。よろしくお願いします。

天ヶ瀬 みんなを夢で癒します、新人バーチャルライバーの天ヶ瀬むゆです。「Ranunculus」の赤ピンク担当です。私は、今までにやったことのないものがたくさんあるので 、ゲームでも配信でも新しいことを全部やっていきたいなと思っています。そして、ダンスが好きなので、いつか皆さんに踊っている姿を見せられるように頑張りたいです。よろしくお願いします。

先斗 ぽぽんと登場、よろしくねい。にじさんじ所属、先斗寧です。「Ranunculus」では、青紫を担当しています。3人の中では、一人だけ関西弁という特徴があるので、たぶん覚えてもらいやすいかなと思います。これから、よろしくお願いいたします。

――「Ranunculus」の皆さんは同じ日にリレー形式で初配信を行いましたが、ご自身の配信を自己採点すると何点くらいですか?

先斗 配信が終わった直後は、「これは100点やろ!」て思ってたんですけど。初配信の興奮が治まって冷静に見直した時、「何をやっているんや……」ってなりました(笑)。だから、間を取って、50点かなと思います。

私は、VTAの頃から毎回配信で、 何か一つその配信のキーワードというか、印象に残る出来事をリスナーさんに残せればいいなって思っていたんです。初配信では、画面下のテロップを高速で流してしまったのですが、それが記憶に残ってるリスナーさんが多いみたいで。全然、出そうと思って出したわけではないのですが、結果的には良かったのかなって。

――いわゆる、ポン(ミス)が見どころにもなったのですね。

先斗 不本意なんですけど、そうかなって(笑)。50点マイナスなのは、準備期間が短かったって言うと言い訳になっちゃうんですけど。時間が足りず詰めきれなかったところがあったので。 もう少し詰めていたら、もっと見所を作れたのかなって。

――天ヶ瀬さんは、いかがですか?

天ヶ瀬 私の予定では100点になるはずだったのですが、予想だにしない場所で皆さんに心配をおかけしてしまったので、マイナス10点です。

――100点からマイナス10点して、90点という意味ですか?

天ヶ瀬 いえ、0点からマイナス10点です(笑)。

海妹&先斗 あはは(笑)。

――配信の序盤では、ノイズキャンセル機能に声を消されて、苦労していましたね。

天ヶ瀬 完全に設定を間違えていました。他にも、マイクミュートの解除を忘れたりして、悪戦苦闘しました(笑)。

――悪戦苦闘の中でも、「これはできた!」ということはありますか?

天ヶ瀬 あ、すごく楽しくお喋りできました!

海妹 それ大事!

――では、海妹さんも自己採点を教えてください。

海妹 点数は、70点……いや、67点くらいです。

先斗 その微妙な3点、なんや(笑)。

海妹 私的には、70点が合格ラインで、合格にはギリギリ届かないかなって。初配信では、堅実に分かりやすい内容の配信をして。「アカデミー(VTA)出身だから、これだけできるんだ」ってことをお見せしたいと思っていたんです。それについては、まあまあできたかなって。

ただ、にじさんじからデビューしたわりには、面白さが足りないというか……。もっと、私らしいテンション感や勢いを出せていたらなって。その分の「おもろないポイント」がマイナスされて、67点という感じです。

――にじさんじファンが観たときに、「やっぱり、この子もにじさんじだな」と思うような要素が足りなかった?

海妹 あ、そうです! そういう感じがもっと出したかったです。

――ちなみに、初配信の順番は、運営さんが決めたのですか? それとも自分たちで決めたのですか?

先斗 3人で話して決めました。

海妹 VTAでは、毎週1回、個人配信をしていたのですが、その初配信のときも私が最初だったんです。だから、「今回もかましてやるぞ!」と思って、自分から最初にやりたいって言いました。