3:「パパが帰ってくるから」と言う
「17時のチャイムが鳴ったから」というような外的要因やきっかけがないと、なかなか帰るタイミングを失ってしまうということもあります。「もうご飯にするから」と言っても「うちはまだだから大丈夫」と返す子どももいますよね。
そんなときに試したいのが、次の方法。
「本当はまだ先なんだけど『そろそろパパが帰ってくるから、おしまいにしよう』と伝えて帰ってもらっています。さもパパから今LINEが来たような感じで『あ!もう駅に着いたって。もうすぐ帰ってくるからバイバイね』と言ったこともあります」
もちろん実際に帰ってくるのが一番いいですが、本当は帰宅はまだ先という場合でも、「パパが帰ってくる」ということで「そろそろ家の時間だから、遊びはまた明日ね」という空気にしやすいようです。
4:片付け競争をさせる
きょうだい児を育てるママからは、きょうだいに何かを早くやらせたいときにも有効な「片付け競争」作戦を取り入れて、使っていたおもちゃや読んでいた漫画などを我が子とお友達同士、「誰が一番お片付けが早いかな~」と競わせ、帰宅の空気を作るというエピソードもあがりました。
小学校の高学年くらいだとこのやり方は通用しなさそうですが、そもそも、なかなか帰ってくれないという悩みは子どもが小学校にあがってから低学年のうちの、まだ親も子どももルールをきちんと確立できていないうちに起こりがちなこと。
まだまだ競争作戦が有効なので、子どもたちの負けん気を刺激して競争で片付けができたら、「友達が遊びに来たあとは家が散らかり放題!」という状態も解消されそうです。