「私はシングルマザーで二人の子どもと暮らしていますが、それを知っているママ友がプールやいちご狩りなどのお出かけに誘ってくれて、すごく助かっています。
『シングルマザーだと行きづらいところもあるでしょ』と気遣ってくれるのはありがたいのですが、困るのは、それを理由に遠出やパークなどお金のかかるところでも『行くよね?』と勝手に決めてしまうところ。
こちらにも予定があるし不意の出費は困るし、『誘ってくれてうれしいけど、できれば相談してほしい』と先日はっきり伝えました。
ママ友は母子家庭を下に見るようなことは決してなくて、私の離婚についても『自分で決断して偉い』とずっと応援してくれていました。
好意で私たちのことを考えてくれるのがわかるだけに、断るのは申し訳ないと思うけれど、やはり無理はできません。
『いつもありがとう』と続けてLINEで送ったら、『押し付けがましかったね、本当にごめんなさい!』と返事が来てほっとしました。
それからは、『ここはどう?』と先に確認してくれるのでストレスがありません。
仲が良いとしても、ときには『NO』とはっきり伝えることも、長くお付き合いを続けるためには大事だと思います」(32歳/公務員)
気にかけてくれるのがうれしいとしても、距離感を無視した踏み込まれ方はストレスですよね。
無理をするより、早めに自分のスタンスは示しておくのが長いお付き合いを考えるなら正解。
そのうえで付き合いが遠ざかるようなら、相性が悪かったと割り切るのが自分のため。
感謝の気持ちはもちろん大切ですが、振り回されるようなつながりは自分でコントロールすることを考えましょう。