「友人との紹介で知り合った2歳下の彼女とは付き合って半年、結婚を意識するような年齢の女性とはわかっているものの、彼女との結婚は一切考えられません。

その理由は、食の好みの違いです。

ただの好みの違いであればいいんですが、彼女は僕の好物を徹底的に否定してきます。

僕は家系ラーメンなど油っこいものが好きなのですが、『何が美味しいのかわからない』とか、『将来、太ること確定!』というようなことを言ってきます。

僕のほうは彼女が年中ダイエットをしているがゆえのヘルシー志向の食事にも、文句を言ったことはないのに。

さらに迷惑なのは、食の趣味が違うなら色んな食べ物があるファミレスや居酒屋などに行こうと誘うと、一度はいいと言うくせに『あんまり食べたいものがない』とかぶつぶつ文句を言ってくるところ。

それならせめて食事は別々でもいいのに、『一緒じゃなきゃ嫌』だそうです。食は毎日のことだから、結婚は無理ですよ」(32歳/流通)

結婚には食の好みは合ったほうがいいという意見と、合わなくてもそんなに気にすることはないという意見に分かれますが、彼の場合は彼の好みに対しての否定が加わるので結婚は厳しいという結論に至ったのでしょう。

食以外にも好みが分かれることが多く、折れない彼女に対していつもは折れていた彼が強気で出たところ、彼女の口から別れ話が出たそう。

そのまま彼が受け入れたことで一度は彼女のほうから謝ってきたものの、結果別れに至ったと言います。

相手の好みを否定することは男女問わず、「私たち合わないね」と確かめ合うだけなので控えたほうがいいでしょう。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。