4: 長文で訴える
「職場の同じ部署の30代の女性は、気に入らないことがあると長文メールを送ってくる。上司などいろんな人にもそうしているようだ。直接言ってくれてばいいのに、はっきり言ってめんどくさい」(大阪府・20代男性)
「昔付き合っていた彼女は、怒るとLINEで指で何度もスクロールしないと読めないぐらいの長文で文句を送ってくる子でした。仕事中だろうと夜中だろうと、こっちの都合はお構いなし。ウンザリします」(千葉県・30代男性)
長文で怒りの感情をぶつけるのも男性にかなり引かれる行為のようです。
送られた相手がどんな気分になるか、想像力を働かせてグッと堪えましょう。
まずは怒りの“正体”を知ることが大切
怒りは、「二次感情」と言われています。つまり、元になる「一次感情」があります。一次感情は、「寂しさ」「悲しみ」「不安」「期待」などです。
これら一次感情が積もり積もって、もしくは刺激されて、溢れ出るのが怒りです。
一次感情に気づき、それを素直に相手に伝えるか自分の中でうまく処理ができれば、激しい怒りの感情をぶつけてしまうことはないのですが、それができない人は多数存在します。
それは、小さい頃の自分を心にいつまでも住まわせている人たちです。子どもの自分を抑えられず、子どものように爆発させてしまいます。そして、相手に自分の思う通りに動いてもらおうとします。
また、「普通はこうあるべき」「絶対にこうするべき」という固定観念が強い人も、他人に対して怒りを抱きやすいです。
「普通」や「絶対」などの考えは、すべて自分だけの基準です。必ずしも全員に当てはまるわけではありません。他人に怒りをぶつけることは、本人にとってだけ正当で、実はとても身勝手な行為なのです。
怒ることが多い人は、「子どもっぽい、自分勝手な人」ということができますし、そのように周りから思われています。
怒りの正体を知ると、コントロールしていくことの大切さに気づくことができるかと思います。