怒りをコントロールする方法とは

1: 話を聴いてもらう

「話す」は、「放す」ことであり、「離す」ことです。怒りの感情は、誰かに話すことでスッキリし、整理されていきます。

アメリカではカウンセラーにお金を払い、定期的に話を聴いてもらって感情の整理をするというのは当たり前のように行われていますが、日本では日常的にカウンセリングを受けるというのは、まだ一般的ではないようです。

カウンセラーやセラピストに話を聴いてもらうのにためらいを感じるなら、聴き上手の友人、家族に話を聴いてもらいましょう。

2: 紙に書き出す

感情を紙に書き出すことは、人に話を聴いてもらうのと同じような心理状態を得られるといわれています。また、紙に書き出すことで、自分の状態を客観的に捉えることもできます。

感情を思いのまま、好きなだけ書き出しましょう。かなりスッキリした気分を味わえるはずです。また、「私、本当はこんなこと思ってたんだ」と、今まで気づかなかった自分の気持ちにも気づくことができるかもしれません。

3: 楽しみや生きがいをたくさん持つ

楽しみや生きがいが少なく、何か一つのもの(こと)に依存や執着をしている状態だと、怒りの感情が蓄積しやすくなり、コントロールも難しくなります。

自分の心が喜ぶ、楽しい予定を定期的に入れるようにしましょう。新しい趣味や特技を見つけるのもおすすめです。自分に自信を持てるよう、目標を決めてスキルアップ(キャリアアップ)を目指すのもいいですね。

楽しみや生きがいをたくさん持っていると、気持ちの切り替えが早くなり、前向きに過ごせることが多くなります。

他人を許せる気の大きさも手に入ります。

怒りの感情をコントロールできる女性は、人間力が高く、いろんな人に慕われ、プライベートも仕事もうまくいくことが多いです。

今日お伝えしたことを参考に、自分の人生をより良いものにしていってくださいね。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]