子供のお友達と、ママ友を家にご招待。頑張っておもてなしをしたつもりなのに、何故か次第にやんわり誘いを断られるようになってしまった。もしかしたら、来客のマナーがなっていなかったのかもしれません。

「家」は、生活スタイルがそのまま現れる場。「こんな家にはもう行きたくない!」という事例を紹介しながら、来客のマナーを伝授します。

1.床がザラザラ・ベトベト!赤ちゃんを連れていくのが不安

スリッパを履いていてもわかるほどの、床のざらつきやべたつき。よく見れば、食べこぼしの周りにほこりがついていたり、ペットが吐いたと思われる異物がそのまま…。こんな家には、子連れでなくても行きたくないですね。

目に見えるものの整理整頓はもちろんのこと、フローリングの掃除を丁寧にしておきましょう。掃除機をかけるだけではとれない汚れも多いので、来客前は拭き掃除までしてください。

バケツの水に、ティートゥリーやペパーミント、レモンなどのアロマオイルを数滴たらして拭き掃除をすれば、殺菌効果と共に、香りも楽しめます。

2.暗い、においがキツイなどで、子供がトイレに行きたがらない

トイレ掃除は、どこよりも徹底してください。暗くて汚いトイレに子供が行きたがらず、おもらしをしてしまったという話もあります。

お客様が特に気になるのは、独特のにおい。便器や床の掃除をするのはもちろんのこと、壁紙やトイレマットに染みついてしまったにおいもあります。消臭スプレーや消臭ボトルで、におい対策を万全にしてください。

手をふくタオルは、来客前に使い捨てのペーパータオルとゴミ箱をセットしておくと衛生的。ゲストも気兼ねなく使えます。

3.高級そうなガラス製品が並び、子供を連れて行きにくい

写真立てや花瓶など、高級そうなガラス製品や陶器が、子供の手の届くところに置かれ、遊んでいる最中にうっかり割ってしまうのではないかとヒヤヒヤ。こんな家には、子連れでは行きづらいですね。

おしゃれなインテリアも結構ですが、お客様に気を使わせないことも、マナーのひとつ。トラブルのもとになりそうなものは、予め片付けておきましょう。