4.からだに悪そうなお菓子やジュースがどんどん出てくる

人工着色料のカラフルなグミキャンディーや、砂糖たっぷりのジュースなど、からだに悪そうなお菓子やジュースばかりが出てきて、しかも「どうぞどうぞ」と勧められるので、残しづらい…。成長期の子供には特に、多量の添加物や白砂糖は悪影響です。

昨今、食への価値観は、家族の健康に気をつかうママと、手軽さを求めるママとで二極化しています。実際に、スナック菓子を朝食にする家もあるのだとか。

お客様へのおもてなしはもちろんのこと、大切な子供の健康を損なわないよう、日頃から、ヘルシーなおやつを食べさせるよう、心がけましょう。

5.節約志向がゆきすぎて、寒い(暑い)

「暖房つけるとぼうっとしちゃうから、つけてないの」「冷房つけるとからだが冷えるから、つけてないの」

独自の理論で突っ走る、節約ママ。家族で過ごす分には結構ですが、せめてお客様が来ているときは、快適な温度を保ってください。

招かれている側から「寒い(暑い)から、暖房(冷房)つけて」とは言いづらいものです。

「お部屋、寒くない?(暑くない?)」と尋ねる配慮はもちろんのこと、子供の顔が赤く火照っていたら温度を下げる、子供の手が冷たかったら温度を上げるなど、ママならではの視点での温度管理もしたいものです。

6.潔癖すぎて、居づらい

まるで雑誌にでてくるようなインテリア。掃除は完璧。生活感は微塵もなく、子供のいる家なのに、おもちゃも見当たらない。

さらには、子供がちょっとお菓子のくずをこぼすたび、すかさず除菌シートで掃除!TVリモコンをつかったら、まっすぐ定位置に!

こんな潔癖すぎるママの家では、おちついてくつろげませんね。子供もどう過ごしていいのか、わからないかもしれません。

来客時のマナーの根底にあるのは「お客様に居心地よく過ごしていただく」という思いです。ママ友が連れてくる子供の年齢などに配慮し、どうしたら気兼ねなく、居心地よく過ごしてもらえるかを考えて準備をしましょう。

まとめ

以上、ママ友とお友達を招く際のマナーでした。

知らず知らずのうちに、お客様に嫌な思いをさせないよう、心当たりがないかを振り返ってみてくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。