気をつけていても、実際に何に反応するのかわからないのが「子どものアレルギー」です。

体に異常が出て、病院に連れていって初めてアレルギーだと気がつく場合も多いですよね。

早期の発見と治療で改善されることも多いアレルギーですが、いま出ていないとしても、普段からどんな点に気をつけると良いのでしょうか。

アレルギーを持つ子のママたちに、子どものアレルギーに気が付いたときの様子や、気をつけたいポイントなどを聞いてみました。

ママたちに聞いた!子どもの「アレルギー」に気づいたとき

家族が大丈夫でも…

「我が家は私も夫も動物が好きで、それぞれ実家では犬を飼っていました。

結婚してからは猫と一緒に暮らしていて、赤ちゃんの頃から過ごしている長男は何もなかったのですが、大変だったのは長女。

生後半年あたりだったと思うのですが、指や手首、頬などに湿疹が出てかゆがり、病院に連れていくと『猫アレルギーですね』と言われました。

長男に何もなかったせいか、その可能性はまったく考えてなくて、本当に驚きました。

娘の症状が落ち着くまで、飼っている猫は同じく猫好きな友人が預かってくれることになり、寂しいけれど仕方ないですよね。

動物系のアレルギーは、親やきょうだいが出ないからといって安心できないのだなと思いました」(32歳/総務)

自分たちや先に産まれた子どもが大丈夫なら、動物系のアレルギーはなかなか気が付きません。

何に体が反応するかは人それぞれなので、症状が出たときは、食べ物やハウスダストなどと同時に飼っているペットについてもアレルギーの可能性を考えるのが正解。

ペットの場合は離れ離れになるのがつらいですが、治療が進めば症状の改善もそれだけ早いので、アレルギーが判明したらすぐに手を打つことも大切ですね。