お花見に行ったら…

「息子が花粉症だとわかったのは5歳のとき。春、家族でお花見に行ったら息子だけくしゃみが止まらず、鼻水が出て目のかゆみを訴えるので耳鼻科に連れていくと『花粉症ですね』と言われてびっくりしました。

どこかで『花粉症は大人が発症するもの』と私は思い込んでいて、子どもなのにこんなに早くアレルギーが出るのかとショックでした。

調べてもらったらスギに反応するとわかり、それからは薬を服用しながら外出はマスクが必須、家にいるときも空気清浄機を24時間つけっぱなし。

花粉症の薬はやはり眠気が来るのかボーッとしているときが増えたけど、家のなかでもなるべく一緒に遊んで気をそらしています。

治療はまだ続いていますが、薬のおかげで息子が過ごしやすくなっているのはうれしいです」(36歳/看護師)

花粉症といえば、大人になってからそうだとわかる人が多い印象ですが、実際は子どもでも発症します。

熱はないのに鼻水が止まらなかったり目がかゆかったり、特有の症状が出るのでわかりやすいともいえますが、いつもと違うと思ったらすぐに受診するのが肝心。

日常生活でなるべく花粉に触れないようにするのと同時に、薬の服用もしっかり続けていきたいですね。