「結婚した元彼と不倫していた頃、身近な人には相談できないけれど誰かに話したくて、思い切って会社の先輩に話しました。

先輩は前から『後輩たちの恋愛相談に乗っている』とよく言うのを見ていて、実際に話した女性社員もいたので私も頼りたくなってしまって。

不倫していることはさすがに後ろめたくて言えず、『結婚している男性に片思い中で苦しい』という内容で打ち明けました。

先輩は親身になって耳を傾けてくれてうれしかったのですが、話しているうちに『え、どうして彼は奥さんがいるのにあなたとのLINEを続けているの?』『彼は奥さんに嘘をついてあなたと会っているのね?』など厳しいツッコミが出てきて苦しくなりました。

『片思いではなく実は不倫だと気づいたかも』と思うと一気に汗が吹き出して、私のそんな様子も相当あやしかったと思います……。

結局しどろもどろなまま話は終わり、それから先輩とは何となく気まずくなってしまい。

しかも、同期から『○○さんかが言っていたけど、うちの会社に不倫している女性社員がいるって。名前は出さなかったけど』と興味津々の顔で言われて、本当に怖かったです。

彼は同じ会社じゃないので大丈夫とは思いますが、変に事実を隠して打ち明けたばかりに私がおかしな目で見られることになり、人に話すものじゃないなと後悔しています」(26歳/受付)

他人から「不倫しているのでは」と疑われると、相手は誰かを突き止めようとする人が出てきたりあれこれとプライベートを探られたり、面倒な目に遭うのが問題です。

不倫関係を隠して相談しても、辻褄の合わないところがあれば首をかしげられるのは当然で、自分の都合よく解決策まで進めるとは限らないのですね。

不倫の相談は思わぬトラブルを引き起こすことがあると、忘れてはいけません。