「彼女は、職場の自分の部署に配属された新しい派遣の女性で、そこから恋愛関係になりました。

付き合ってからも職場には内緒にしようと話し合ったはずなのに、すぐに僕の部屋に入り浸って、そこから出社するようになって。

出社の時間をずらそうと提案しても聞き入れてもらえず、すぐに社内に噂が広っていつの間にか公認の仲に。

まぁ恋愛禁止でもないし、お互い独身だったから別にここは我慢できました。

でも、結婚に向けて、外堀を埋められている感じが徐々に強くなっていったというか……。

一緒に出掛けていて、家電量販店で『次は大きな冷蔵庫にしよう』と言われたり、不動産屋の前では『次はもう一部屋多いところにしよう』と言われたり。

付き合って2ヶ月でそれは重すぎました」(33歳/男性・メーカー勤務)

本来なら付き合っていく中で徐々にお互いの結婚のイメージが高まっていく、という感じが理想。

お互いが付き合った当初から結婚をイメージしているのならまだしも、片方だけであればプレッシャーになり、別れるきっかけにもなり得ます。

結婚したいという思いがあっても、しばらくは秘めたるものにしておいたほうがいいでしょう。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。