独身を装って近づく男性に騙されて交際してしまった、という経験をしたことがある女性は少なくありません。知らなかったにも関わらず、時にはトラブルに発展することも。

その一方で男性の正体が既婚者とわかっても、交際しているうちに好きになってしまい、別れられずに苦しんでいる女性もいます。

婚活中の女性は「相手が独身者である」ことを確認することが必要です。

そこで2万人以上のワーキングウーマンの恋愛や婚活、結婚をテーマに取材執筆し延べ7年間、男女の機微な心情の動きや男の本音をウォッチングしてきた恋愛コラムニストが「既婚者を見抜く方法」をズバリお伝えします!

事例で見る、独身と装って女性を惑わす手口

1:「妻と別れる」は常套文句

Aさん(26歳)は3年前に同じビルの会社の社員らと合同の花見で知り合った男性(32歳)と交際。

交際1年後に男性が既婚者だとわかるのですが、男性から「妻と別れるから」と説得されてずるずるとそのまま交際してしまったそう。

心配する友人らたちの説得にも耳を貸さず、彼がアパートにやってくる時を生きがいにしてしまうなど不倫関係に溺れていってしまいます。

しかし、コロナの陽性判定がきっかけで、それまで疎遠だった両親や祖父母が心配してくれると家族の愛情を深く感じたそうです。既婚男性と別れると決めて引っ越し。本気で婚活を開始することができたそうです。

これは「のちに既婚者と気付かされた」という典型的なケースです。

周囲から反対されればされるほど、燃え上がってしまうのも不倫だけに限らない“恋愛あるある”ですね。

コロナ感染がきっかけで、家族が目を覚まさせてくれたAさんはラッキーといえるでしょう。騙されている多くの女性達は、なかなか負の連鎖を断ち切れなくなっています。

自分から相手の縁を断ち切ることが難しいのが、この「独身だと思ったら既婚者だった」というケース。自分から切れない場合は、家族など第三者の力が必要でしょう。