「友人の紹介で知り合った彼とは出会ったときにお互い25歳でした。そこから3年間、ただただ平和に、結婚の話も別れ話も何もなく、過ごしていました。

そのとき私がたまたま見たサイトに『既婚者が結婚相手出会った年齢、交際期間』の特集があって、30歳手前で結婚している人はだいたい20代前半で結婚相手に出会っているとあったんです。

それを見て、私も同じレールで結婚できるものだと思っていました。

きっかけさえあればと思って、会ったときに重くならないようにサラッと結婚について聞くと、『結婚はあと2~3年後かな』という言葉が返ってきました。

それじゃあ30歳超えてしまうと思い、確約が欲しかったので『婚約してほしい』と詰め寄ったら、『俺の言葉を信じられないの? こんなに信じられない男と一緒にいる必要ないよ』と別れ話になりました。

そこからしばらく距離を置いたりして繋ぎ続けたものの、別れのきっかけになったのは間違いなく結婚へのプッシュでしたね……」(30歳/販売)

2~3年後を「今すぐじゃないと嫌」と言ったわけではないのに、やや理不尽な別れになってしまった事例です。

この彼氏はのらりくらりとかわしていくタイプと推測できるので、20代で別れて正解だったでしょう。

それを証明するかのように、彼女は今新しい男性と出会い交際1年弱で結婚されています。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。