湖池屋といえば、ポテトチップスのほか、カラムーチョやスコーンなどのスナックでもおなじみ。
そんな湖池屋が、2015年から公式通販限定で「完全受注生産」「揚げたて」のポテトチップスを販売しているんです。
食感や味わいが市販品と本当に違うのか、実際にお取り寄せしてみました!
【湖池屋】工場直送便(うすしお味)80g×6袋 1,480円(税込)
注文は湖池屋さんの工場直送便ホームページから可能です。
「工場直送便」が到着、そのまま食べてみた
さっそく到着した箱を開封して、中身をチェックしてみましょう。
「工場直送便」は、1袋80g入りのポテトチップスが6袋入っています。
また、トッピングとして「鹿児島県枕崎産のかつお節」と「有明産焼き海苔」、それぞれ3袋同梱されています。
今回、公式サイトからのオーダー後に「商品の生産日が遅れる」という主旨のメール連絡が入りました。
どうやら「馬鈴薯生産地の天候不良が続いた影響で弊社への入荷が遅れ、ポテトチップスの生産が出来ない状況」であったとのこと。
完全受注生産品であることを実感するとともに、それを即座に伝える実直な姿勢に驚きました。到着する日が待ち遠しく、期待も高まります。
パッケージの裏面には「工場でしか味わえなかったできたてのおいしさ」を届けることが、「通信販売だからこそ実現できた」と書かれていました。
作りたての状態で、工場から3日以内に出荷されます。
原料の馬鈴薯(ばれいしゃ:じゃがいもの別名)は国産です。
国産じゃがいもの収穫時期は一般的に6~8月頃。筆者の元に届いた商品は、獲れたての新じゃがを使用しています。
余談ですが、ポテトチップスといえば独身の頃に自分から好んで食べなかったお菓子の筆頭でした。「ポテチは体に悪そう」と思っていたのです。おいしいのは知っていました。
その後、家族はみんなポテチ好きだったので、ポテチと和解しました(笑)
封を開けて最初に感じたのは「軽さ」でした。
量のことではありません。市販のポテトチップスと比較して油が回っていない分、“ふわっ”とした印象があったのかもしれません。
一口食べてみると、一般的なポテチよりも「食感が軽く、味わいが優しい」と感じました。
「軽さ」は、油が回っていないから。「優しい」というのはおそらく、油と塩分が抑えられている分しっかりと感じられる、じゃがいも本来の甘みに由来します。
何かを食べたときに、味覚きっかけで記憶がよみがえることがあります。最初に思い出したのは、子どもの頃に自宅か友人のお宅で手作りポテチを食べたシーンでした。
次に、味も接客も信頼しているタイプの居酒屋で出てくる、フライドポテトを思い出しました。どちらも「安心感」がポイントです。