「不倫の代償」は、ドラマや映画で観るものと現実とは大きく異なることもあるようです。
「不倫をしなければよかった」と経験者たちが後悔している理由は、人それぞれ。しかしそのどの理由も切実であり、自業自得という言葉では片付けられないほど、壮絶な事情を抱えているようです。
今回は、不倫を経験した女性たちが「不倫なんてしなければよかった」と感じる理由を紹介します。
不倫なんてしなければ…女性たちは不倫で失ったものとは
1: 染み付いた感覚が抜けない
「私が不倫をしていたのは20代後半から30代前半まで。これまで3人の既婚男性とお付き合いをしてきて、みんな私よりも10歳以上も年上でした。
そろそろ婚活をしないと一生結婚できないかもと思って、不倫をやめて婚活アプリを始めてみたのですが、不倫中に年上の男性たちに甘やかさえれてきたせいか、同世代の男性に満足できなくなってしまって……。
経済力もですし、社会的ステータスや性的なテクニックも同世代だと、やっぱり未熟だなって思って冷めちゃうんです。
いい雰囲気になった男性とも会話が合わなかったり性的なところで相性が悪かったりで、まだ結婚できないどころか彼氏もできていません。
もう婚活を始めて3年が経ちました。このまま婚期を逃してしまうのかな……と不安ばかりが募ります。これも不倫の代償ですよね。
友人には不倫をしていたことは内緒なので、『婚活への理想が高すぎる』『わがまま』と言われてしまっていますが、不倫で染み付いてしまった感覚がなかなか抜けません。
色々な人を紹介してくれた友人からは『本気で婚活する気ある? あなたに問題があるんじゃないの?』と呆れられていて、友情もおかしな感じになってきています」(36歳女性)
不倫で得てしまった感覚で逃すものは婚期だけではありません。
自分を心配してくれている周囲の人の不信感を誘い、結果的に大事な人間関係を壊してしまう場合もあります。