2:乾電池
なんでも口に入れる赤ちゃんに危険なもののひとつが乾電池。危険なのは誰でもわかるかもしれませんが、乾電池をそのまま床に転がしている人はいなくても、リモコンやおもちゃをいじっているときに乾電池が飛び出してしまうケースがあります。
特に危険なのが小さくて飲み込みやすいボタン電池。ボタン電池の誤飲は、食道や胃が損傷するなど、中には入院するケースもあるほど危険な事故です。
リモコンなどの電池を使用しているものは赤ちゃんの手の届く場所に置かないことを徹底しましょう。どうしても置かざるを得ないときは、電池カバーが簡単に外れることがないか確認し、外れる心配があればテープで止めるなど簡単にははずれない工夫をしておく必要があります。
3:テレビ
つかまり立ちができるようになった赤ちゃんに届きやすい場所にあるのがテレビ。テレビボードの上にただ置いてあるだけだと、赤ちゃんがバンバンとたたいたら倒れたり落ちて来たりする可能性があって危険です。
テレビを置かないのが一番安全ではありますが、子ども向けの番組が育児の助けになってくれることも多いので、テレビを置かないことはなかなか難しいですよね。それならボードの上に転倒防止グッズなどでしっかり固定するか、もしくはテレビボード自体に赤ちゃんが近づけないようにベビーゲートで囲うのも手です。
ベビーゲートを買うのが経済的に難しい場合は、人工芝のマットをテレビボードの周囲に置いておくのも効果的。ややチクチクして不快なので、赤ちゃんが寄り付きにくいそうです。
テレビボードに近づけない対策をすることで、テレビを至近距離で見ない対策にもなるので、一石二鳥ですね。
4:ペットボトルのキャップ大のおもちゃ
赤ちゃんに多い誤飲事故。ペットボトルのキャップほどの大きさのものは赤ちゃんが飲み込むと喉につまらせて窒息する恐れがあります。赤ちゃんがふだん使っているおもちゃの中に、飲み込める大きさのパーツがないか確認しておきましょう。
対象月齢に合ったおもちゃであれば、誤飲などにも配慮して作られているはず。おもちゃは対象月齢よりあまり高すぎるものを選ばないことも大切です。もし対象月齢が高めのおもちゃを使わせるなら、誤飲しそうなものが含まれていないかよくよく注意してください。
もし上の子がいて、上の子のおもちゃに赤ちゃんにとっては危険なパーツが存在する場合は、上の子の遊ぶゾーンを囲うなどして別に作ってあげるといいかもしれません。