無理せずできる! 無気力を改善する方法5選
プレ更年期が原因である無気力には、エストロゲンの分泌を安定させ補ってあげることが大切です。また、ストレスをためないことも無気力を改善する方法のひとつです。
やる気が起きないときは難しいことをせず、毎日続けられるような簡単な方法で改善していきましょう。それでは具体的なポイントをみていきます。
大豆食品を摂る
毎日3食規則正しく食事を摂ることを基本とし、バランスのよい食事と合わせて、女性ホルモンと似た作用のある大豆イソフラボンを摂取しましょう。
おすすめの食材
・厚揚げ
・納豆
・きなこ
・豆腐
・豆乳
・おからなど
このほかに、「水や牛乳で作っている料理を豆乳で代用する」「肉を豆腐で代用する」「薄力粉をおからで代用する」など、普段の調理をちょっと工夫するだけで大豆製品を簡単にとり入れることができます。
朝日を浴びる
朝日を浴びると、幸せホルモンといわれる「セロトニン」の分泌が高まることがわかっています。セロトニンには快感や幸福感を感じ、やる気を引き出す効果があるので、朝起きたらカーテンを開けて日光をからだ中に浴びましょう。
また、セロトニンの分泌は、エストロゲンの減少で低下してしまうことが知られています。プレ更年期にはとくに朝日を浴びて、セロトニンを活性化させることを意識しましょう。
さらに、日光に含まれる紫外線には「ビタミンD」を生成する働きもあります。そのため、日光を浴びることは、更年期に起こりやすい骨粗鬆症の予防にもつながるのです。
ほかにも、起床時の日光浴には、体内時計をリセットする効果もあります。1日を元気にスタートするために毎日の習慣にしましょう。
質の良い睡眠をとる
睡眠不足になるとエストロゲンの分泌が減少し、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
朝起きたときに熟眠感が感じられ、活力がわくような質の良い睡眠は、エストロゲンはもちろん、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌も増やします。
メラトニンは強い抗酸化作用をもち、成長ホルモンの分泌を促すため、若さを保つホルモンだといわれています。
夜はなるべく23時前には布団に入り、遅くとも24時までには眠りにつくことが理想です。
ただし、人によってベストな睡眠時間は異なります。なかなか寝つけず、布団の中にいる時間がストレスになっては意味がありません。
そのときの体調や日中の疲労感なども考慮し、自分が最も熟睡できる入眠時間や睡眠時間をみつけましょう。