[第23回]SNH48宮澤佐江×鈴木まりや「さえやんぬ」対談（後編）― AKB48での立場が違ったから二人でできること＆まりやんぬから、たった一つのお願い

――そのノリのまんま、上海でも台湾でも活動しているんだなっていうのがよーく分かります（笑）

佐江 そうですね（笑）。SNH48で泊まりの時は大体、化粧水とかシャンプーとか、まりやんぬが持ってきてくれるから持っていかないし。

まりや 私も佐江ちゃんが持ってこないの分かってるから、二人分持っていきます（笑）

―― まりやちゃん、お母さんみたいですね。

まりや 佐江ちゃんは、お姉ちゃんみたい。

佐江 ほんと？ 私はまりやんぬにとって、歴史上の人物で先生で、お姉ちゃん？ あんまり、意味が分からないなー（笑）

（※まりやちゃんの“佐江ちゃんは歴史上の人物”発言については第19回を、“先生”発言については第22回をご覧ください）

――そんなお二人ですが、ホテルでのお時間は、盗撮以外に（笑）どんな風に過ごされているんですか？

まりや 踊ったりとかー。あと最近はしてないけど、お芝居ごっことかー。

佐江 ウソ、そんなのしたっけ？

まりや したよー、台湾でしたよー。

佐江 ううーん、覚えてない……

まりや あとは雑草ごっことか。前髪を縛って、カシャッて写真撮ったり。

佐江 最近はなんかひたすら、バーッてしゃべってるんですけど、内容がないことが多くて覚えてないかも。

まりや だよねー。あとはその日、感じたこととかだね、今日のコレってどうだったとか。

佐江 あ、でもこの間、いいこと言ってくれたよね？

まりや あ、なんか言った気がする……

佐江 私が佐江ちゃんに何でも話すのは、とか。

まりや なんだっけ？

――まりやちゃん、思い出してください！

まりや ああ！ 佐江ちゃんと私は食べ物の趣味は一緒だよね。でも、例えば、私はメイクを先にしたいタイプで佐江ちゃんは後がいいとか、私はお風呂に先に入りたいけど、佐江ちゃんは後に入りたいとか。そういうことからいろいろ違うんです。

佐江 その辺は、一緒にいてすごくラクだよね（笑）

――それは、部屋をシェアして共同生活をしていくうえで、絶妙なバランスですね。

まりや だから何て言うか、価値観が結構違ったり、意見が真逆だったりするから、私がその日、何か思うところがあって、それを佐江ちゃんと話すと「あぁ、そういう見方もあるんだな」って思うことがよくあります。

だから佐江ちゃんには、何でも相談できるんです。私が落ち込んだりした時にも、「あぁその気持ち分かるよ」って言ってくれつつ「でもこういう考え方もあるよ」みたいな感じで返してくれます。