野菜を使いきれずに腐らせてしまった経験がある人は多いのではないでしょうか?
野菜は、買ってすぐに冷凍保存すれば長持ちさせられます。また、処理済みで保存するため時短にも繋がり非常におすすめです。
一人暮らしの人や、まとめ買いをする人はぜひ参考にしてみてください。
冷凍するのにおすすめな野菜7つと下処理方法
野菜には冷凍するのに向いている野菜とそうでない野菜があります。
冷凍向きな野菜の性質を上手く利用すれば、長期保存をしたり栄養価を増加させたりすることも可能。
ここでは冷凍保存するのにおすすめな野菜を7種類、下処理方法も一緒にご紹介します。
ピーマン
ピーマンは個包装にするなどきちんと処理をすれば、冷蔵保存でも3週間程度は鮮度を保てますが、冷凍保存では1ヶ月程度に伸びるため、買ってすぐに下処理をして冷凍するのがおすすめ。
ピーマンの下処理では、はじめに洗って種やわたをすべて取り除きます。その後食べやすい細切りなどに切ってフリーザーバッグなどの保存袋に入れて冷凍保存しましょう。
このとき、水気をふきとり、重ならないようにフリーザーバッグにいれるのがおすすめです。
また、ピーマンの肉詰めに使う際は千切りせず、半分に切って種とわたを取り除いた状態で冷凍保存するといいですよ。
使用する際は冷凍のまま肉を詰めると形が崩れず、非常に作りやすくなります!
人参や大根などの根菜
人参や大根などの根菜も、あまり知られていませんが冷凍保存できます。
冷蔵保存だと水分が抜けたり傷んだりしやすいのですが、冷凍保存であれば2~3週間程度もちます。
下処理として皮をむき、用途別に切り方を変えて保存しましょう。
味噌汁用にいちょう切りにしたり、煮物用に分厚く輪切りや乱切りにしたりと、何に使うのかも考えながら保存すれば献立も考えやすくなります。
また、冷凍保存すると味が染み込みやすくなるため煮物に使うのもおすすめです。
きのこ類
きのこ類は冷凍保存した方が栄養価や旨みも増します。長持ちするだけでなく、美味しく栄養たっぷりになるため非常におすすめです!
下処理は、石づきがあるものは切って、汚れがある場合はキッチンペーパーなどで拭いて取り除きましょう。きのこは基本的に水洗いはしません。
その後、ほぐしてフリーザーバッグなどに入れて保存します。冷凍のまま必要な分だけ使えるため、時短にも繋がりますよ。
ほうれん草
ほうれん草は葉物野菜のため、冷蔵保存の場合は傷むのが早く、すぐに使い切らなければなりません。
冷凍保存であれば1ヶ月程度保存できるだけでなく、小分けにすることで必要な分だけ使えるため、無駄遣いを防ぐだけでなく時短にも繋がります。
下処理は、ほうれん草をよく洗ったあと1分ほど茹でます。その後冷水で軽く流し、食べやすい大きさに切って水気をよく絞りましょう。
1食に使う分に小分けにしてラップにくるみ、フリーザーバッグに入れて冷凍保存します。
ほうれん草は茹でてから冷凍すると甘みが増すため、先に茹でるのがおすすめ。
ほうれん草のためにお湯を沸かすのが面倒に感じる場合、パスタ用の電子レンジ調理器を使うと良いですよ。パスタ用なのでほうれん草の細長い形にぴったりで、2分ほど加熱するだけで気軽に下処理できます。
パスタ用の電子レンジ調理器はDAISOでも販売されており、110円(税込)です。手軽な値段で時短になるだけでなく、パスタ調理にも使えるため非常に便利です。