「彼女と別れたのは、交際を反対されたからです。
彼女の母親から、『娘にはもっと縁の深い相手がいるから』と言われました。
その日は母の日で、彼女が花束を渡したいからと実家に行って俺は家の外で待っていましたが、わざわざ玄関から出てきてまでそれを言う姿にまずドン引きでしたね。
彼女の家族はある宗教団体に入信していて、彼女も信者だけど『結婚して抜けるつもり』と俺には話しており、それはいいけれど娘の彼氏に向かってこんなことが言える母親というのが本当に怖くて。
彼氏として俺のことを話しているのは聞いていたのですが、後で聞いたら最初から反対されていたそうです。
彼女は真っ青な顔で俺に謝ってきたけど、宗教は横に置いても、家族に嫌われるのはやっぱりつらい。
どう考えても未来なんて見えなくて、俺の家族もきっと顔をしかめるだろうなと予想できたし、彼女に正直に気持ちを話して別れました。
『やっぱり宗教のせいだ』と彼女は繰り返していたけど、そうじゃなくて反対されながら付き合うのが嫌だったからです。
彼女のことは好きでも、その家族から攻撃されると本当につらいですよ」(男性/36歳/自営業)
恋人とどれだけ幸せな関係を築けていても、その家族に嫌われていればやはり気が滅入ります。
信仰の自由に口を出すつもりはなくても、一方的に反対されていれば交際そのものをやめるのが自分のため、と思いますよね。
将来を考えられない家族の状態から目をそらさず、自分の意思で道を決めることが重要といえます。
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