ダンスのスタイルは、クラシカルなものからヒップホップまでさまざま

開会式が終わり、いよいよ各チームの演技が始まりました。

まずは10名以上のチームであるビッグクラスが、前半20チーム、後半20チームと、息をつく暇もなく次々と最高の演技を披露し、その後は、2~9名のチームであるスモールクラス:計21チームが演技を見せてくれました。
 

 

驚いたのは、ダンスのスタイルが多種多様であること。クラシック調の音楽に乗せたもの、コミカルな演劇風に仕上げてあるもの、創作ダンス風のもの、ストリートダンスなどなど、見ていて飽きません。

踊りの表現とは無限大だな、と改めて感じる次第。

そして、見ている方は時間を忘れてしまうほどダンスに夢中になってしまいますが、踊っている方もそれはそれはもう、みんな楽しそうでした!緊張した様子などさらさら見せず、全61チームのどの高校生もすべて、明るく、目一杯楽しんで踊っているように見えました。

踊っている高校生に笑顔が輝いていると、こちらまでなんだか嬉しくなります。踊りは人の心を動かして、元気にさせてくれる最高のパフォーマンスであり、滋養強壮剤なんだな、と感じました。

 

ダンスができる=あらゆる部分でセンスがいい

筆者はダンス素人ですが、見ていて、この高校生たちはきっとみんなセンスがいいんだろうな~、と感じました。

というのも、身体能力はもちろんのこと、ダンスそのもののストーリー性、ドラマ性、山場の持って行き方、楽曲の選び方やアレンジの仕方、衣装の選び方や作り方など、「ダンス」にはさまざまな要素が垣間見えます。

それらをトータルして見るものに「かっこよさと感動」を与えるのは、やはり「センスのよさ」なのではないかと思いました。

ということは、突然ですが、きっとダンス部の生徒はモテているに間違いないはず!センスよし、性格よし、笑顔よし、協調性アリのダンス部の生徒は、みんなモテ男&モテ女に違いなしです!!

 

心をグッと掴まれるダンスに共通していること

さて今回、さまざまなチームのパフォーマンスを見て感じた「惹き付けられるダンス」とは、こういったものでした。

・ストーリー性がわかって面白い(起承転結が見られる)
・動きにメリハリがあり、躍動感がある
・全体的にユーモアがある(構成、衣装など)
・笑顔がステキ
・チーム全体の統一感を強く感じる

などなど。とにかくこの大会は、2分~2分半という大変短い時間の中で、いかにグラっと人の心を動かすことができるかの真剣勝負です。

たいがいのチームの演技を見て私の心は常にグラっグラして感動しまくっていましたが、やはりその中でも頂点に輝くチームは、きちんと選ばれたのです。