2.ニンジンはオイル煮がおすすめ
ニンジンに含まれるβカロテンは、1日1本で必要な量が摂れるほど豊富! 体内でビタミンAに変わります。
ビタミンAは油に溶ける脂溶性ビタミン。β-カロテンは、生で食べると8%程度の吸収率ですが、油で炒めたり、揚げたりすると、何と70%にも上がるそう。さらにニンジンはかたい細胞壁に守られているので、加熱してやわらかくしましょう。
栄養的にはオイル煮がベスト。鍋に小さじ1/2程度のオリーブオイル、塩を加えて弱火でニンジンを20分ほど蒸し煮にしてから調理に使うと良いそうですよ。
3.ゴボウはアク抜きしてはいけない!?
ゴボウといえばアク抜きが必要なイメージが強いですが、皮むきも含めてアク抜きもしないほうが良いのだとか。
実は皮にはポリフェノールの一種で、糖尿病や脂肪の蓄積を予防するクロロゲン酸がたっぷり含まれています。
洗ってしまうと、このクロロゲン酸が減ってしまうので、泥付きを買いましょう。でもたわしでこするなど洗いすぎると香りも栄養も消えてしまいます。またアク抜きをすると水溶性の食物繊維も一緒に流出してしまいます。このことから、ゴボウは洗うだけでOKです。
また、5cmくらいの大きめにカットしてから電子レンジで素早く加熱すると、クロロゲン酸の活性が2倍になるとのこと。
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