大ヒット本『その調理、9割の栄養捨ててます!』の著者、東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部課長の濱裕宣先生は、先日開催された日本スープ協会のスープセミナーで、私たち日本人は栄養が不足している現状を指摘しました。

毎日しっかり食べていても、意外にいろんなところで“栄養ロス”をしているというのです。

例えば3食食べていても偏りがあったり、保存の仕方や、下処理の過程、調理の仕方で栄養ロスが起きることもあるそうなんです。

そこで普段、頻繁に使う野菜のうち、冬の時期にぴったりの温かいスープに使える野菜やきのこの栄養を損ねないテクニックを濱先生の著書とセミナーの内容からご紹介します。

野菜やきのこの栄養を損なわない使い方

1.ブロッコリーは茎も一緒に食べて

スープによく入れるブロッコリーは、茎こそ栄養の宝庫。ビタミンCやβ-カロテン、食物繊維なども摂取できるので、捨ててしまうともったいないことに。

茎は子どもも固くて食べないという場合も、中の白い部分はやわらかいので、固い周囲をむいてから薄切りにすれば美味しく食べられますよ。

ビタミン類の流出を防ぐために、蒸し料理かレンジでチンするのがおすすめ。スープに入れて、流れ出た栄養もしっかり飲むのもいいですね。