2:友達と約束して公園で遊ぶ
仲のいい友達が学童に通っていないと、その子と一緒に遊べないことで学童に通いたくなくなるケースもあります。学童をやめて、放課後は友達と約束して遊んでいるという子どももいます。
「小三から学童に行く頻度が減り、毎日のように友達と約束して近くの公園で遊んでいます。
雨の日は友達の家に行くこともありますが、幸い子どもの友達の親御さんともつながっているので、そういう日は連絡をもらっています。私が家にいられる日は、うちに招くこともあります」
子ども同士で約束して勝手に遊ぶようになるなんて、保育園や幼稚園時代からすると考えられない成長ですよね。
ですが、親の目を離れたところで子どもが何をしているのかわからないので、不安も大きいもの。親同士のつながりがあればいいですが、小学校にあがると親同士が知り合いじゃないケースも増えます。
何かあったときに子どもと連絡がとれる連絡手段を持っておくことはもちろん、親の留守中に勝手に家にあがらない、公園で遊ぶ際にお菓子のゴミは持ち帰るなど、友達と遊ぶ際のルールを決めておくことも大切です。
3:自宅でYouTubeやゲーム
毎日友達と遊びたい子もいれば、家でゆっくり過ごしたい子もいます。友達と遊ぶ子でも、「今日は家にいたいな」という日もあるでしょう。今はYouTubeやゲームなど、家で楽しく過ごせるツールもたくさんあります。
「小4男子ですが、とにかくゲームが大好きなので、友だちと遊ぶ約束をしていない日は家でゲームをしています。家に帰ってきたら、手を洗って宿題を済ませたらやっていいというルールにしています。
最近では友達と約束してオンラインゲームをするようになったので、友達以外の知らない人とオンライン上でやりとりしないなどのルールを決めて遊ばせています」
「昔からインドア派の娘は、わりと低学年の頃から家でひとりで過ごすのが平気なタイプでした。
絵本や漫画を読んだり、お友達に手紙を書いたり、お絵かきしたり、YouTubeを見たりして自由に過ごしています」
この場合も、子どもとの連絡手段を持ち、家にいるときは鍵をかける、配達など誰が来ても出ないなどのルールを各家庭で決める必要があります。
家にいる時間が長いと、心配なのは万が一の災害時ですが、地震が起きたときはどうするか、などの非常時対応も親子で話し合ういい機会になるかもしれません。