親も自分の時間を楽しむ

子どものことで頭がいっぱいになっていると、何かにつけて小言を言いたくなってしまうものです。
 
しかし、それが逆効果となり、悪循環につながります。悩んでいるときこそ、少し外に目を向け、自分の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
カフェでお茶をする、体を動かす習い事をする、買い物を楽しむ、ドラマに没頭するなどでストレスを発散したり、気分転換をしているママも。

話しかけることより、聞くことを意識する

子どもが何も話してくれないと、「今日は学校どうだった?」「勉強は順調なの?」などと聞きたくなりますが、こちらもまた逆効果になることが多いもの。
 
そのため、無理にこちらから何か話そうとせず、子どもの方から何か話してきたときに、ちゃんと聞いてあげることを大切にしたという先輩ママの声がありました。

忙しいからといって適当な相槌を打ったり、話の途中で「それは違うんじゃないの?」などと否定したりせず、最後まで聞いてあげるよう意識していたのこと。
 
それによって、少しずつですが子どもから話しかけてくる頻度が増えていったそうです。

子どもが家でゆっくりしたい気持ちを認めてあげる

学校から帰宅した子どもが家でダラダラしていても、なるべく大目にみるようにしていたという声も。

この時期の子どもは精神的にも、肉体的にも疲れていることが多いもの。外で着ていた鎧を脱いでリラックスしたいのは大人と一緒です。

帰宅してすぐに「勉強は?」「いつもダラダラしてばっかり!」などと小言を言わず、放って置いてあげる方が上手くいくことも多いかもしれません。

一人で悩まず、周りの人や専門家に相談を

家庭内の悩みは一人で抱えがちですが、周りの人に話してみると共感してもらえたり、アイデアをもらえたりと、心が軽くなることも多いはず。

また、学校にいるスクールカウンセラーに相談するというのも一つの手。専門家のアドバイスがあれば心強いですよね。

子どもの反抗期は親にとっても辛く、傷つくことも多いでしょう。しかし、そんな時に少し目線を変えるヒントになれば幸いです。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。