2: 「親しみやすさ」を感じる
「会社で、ちょっとした作業を『できなーい』とすり寄ってくる同期の女性。『そんなわけないだろ』って突っ込みを入れるまでがセットでちょっと盛り上がるし、ほかのときでも冗談とか言いやすいのが楽しいですね」(男性/29歳/接客業)
「愛想よくいろんな人に挨拶する女性がいて、わざとらしいなと感じるけどちょっとしたときに声をかけやすいですよね、親しみやすさがあるというか」(男性/39歳/公務員)
無愛想にしている女性より、あえてやっているとわかっていても笑顔で会話ができる女性のほうが楽しいと感じます。
男性が好意的に感じるあざとさには「無理をしなくていい」点も重要です。女性の態度を軽く受け止められる、またこちらからも気軽に接することができる親しみやすさがあると、仲が深まるのも難しくありません。
女性のあざとい振る舞いはこちら側のリアクションを待たれると男性はわかるため、無理せずその瞬間を楽しめる女性は、恋心も育ちやすいといえます。
3: 場が和む「ボケ」
「緊張するWeb会議で案が煮詰まっているときに、会社の後輩が『コーヒーこぼしました』って画面でバタバタするのを見ると、わざとらしいなと思うけどそれで場が和むのでありがたいとも感じますね」(男性/32歳/営業)
あえて注目を引くのが目的のあざとさですが、その場の空気が重いときなど「ドジな自分」で騒動を起こし雰囲気を変えてくれる女性には、好意的な目を向ける男性もいます。
こちらの男性は「自分はああいうことはできないから」と言っていましたが、女性ならではの「ボケ」が活きる場面もあり、あざといことは悪いばかりではないのだなと実感します。
女性が計算のうえでやっていることがわかっても、こんなときは好意的に映るのですね。