[第37回]宮澤佐江、SNH48劇場デビュー公演の舞台裏(後編)

ハイ、「佐江、頑張れ」のひと言、効きましたぁ～。才加（※秋元才加）と優子とは3人でやってるメールがあるので、本番ギリギリ10分前ぐらいまで「行ってきます!!!」って、写真やメールを送ったりしてました。

2人からは「やってこーい！ ぶつけて来—いっ！」って返事が来て、公演が終わってからもずっとメールしてました。やっぱりこの2人は特別だなぁって思いましたねぇ。

それから、公演が始まるタイミングに合わせて、梅ちゃん（※AKB48 梅田彩佳）もメールをくれました。「もし始まってたらゴメンね。思いっきりやって来て！」って。

梅ちゃんと仲良くしてるところって、ファンのみなさんにはあまり見せてないですけど、見えないところで絆があるっていうか。お互いがお互いのことを、こういう人間だっていうのがよく分かってて、どこかしらでスゴく支えられてる存在なんです。だから本当にうれしかったですね。

ーー素敵なお仲間からの心強いメッセージを受けつつ、忘れてはならないのが頼もしい相方、鈴木まりやちゃんです。今回の公演で絆もさらに深まったのではないでしょうか？

 もうぉ、深まりましたねぇ～～～、やっぱり！ 今思うのは、本当にまりやんぬでよかったっていうことです。自分の中で鈴木まりやの存在がどんどん大きくなってる、って感じです。

上海の劇場に立つまでのこの経験というのは、まりやんぬと私にしか分からない、っていうところがあるので、誰に話してもやっぱり一番に理解してくれるのは、まりやんぬなんですよね。それは、大切な才加や優子に話しても２人には絶対分からないことだと思うんです。

でも、同じ場所にいるまりやんぬと話して出る答えもあれば、逆に経験していない才加や優子の言葉に「あ、そっか」って思える部分もいっぱいあったりするんです。そう考えると、本当にひとりじゃここまで来れなかったな、って感じてます。

ーー多くの方達に支えられ、そして絆を再確認した今回の公演。最終日には、SNH48グループ結成一周年を記念して、舞台上に大きなケーキが登場しました。