4・夫は妻に尽くして当然だと強く思っている

「夫婦なのだから、夫は妻に尽くして当たり前」「夫たるもの妻に尽くしてこその存在」などと、過剰に夫から尽くされることを望む妻がいる夫も、妻の価値観のせいで萎縮しやすく、仕事にも悪い影響が出ます。

確かに“妻に尽くす夫”は多くの女性にとって理想ではありますが、精神的・経済的な余裕があってこそ夫は妻に尽くせるという面もあります。

「もっと尽くして!」と要求ばかりの妻がそばにいると夫の負担が物理的にも増してしまい、仕事に没頭できない環境になりやすいばかりか、どんどん疲弊していく理由にもなりかねません。

妻が夫に尽くすよう望むのは自然な感情ではあるものの、過剰に求めすぎていないかどうか冷静に振り返ってみて、もしも心当たりがあるならば夫の負担にならない程度に抑えるといいでしょう。

5・生活スタイルを頻繁に変える

どの家庭にも独特の“生活スタイル”がありますが、妻の気分や意向によって家庭内の生活時間やインテリア、食生活などが頻繁に変わると、夫が家庭に安らぎを感じにくくなる傾向もあります。

本来、自宅は心を落ち着かせてリラックスし、翌日からの仕事に向けて英気を養うべき場所です。しかし妻が夫の要望を無視して生活スタイルをころころと変える人だと、なかなか心や体を完全に休めることができずに、だんだんとストレスが蓄積されていきます。

夫も妻も好むスタイルに夫婦揃って変えていくのであれば前向きな話ですが、妻の好みだけで頻繁に生活スタイルを変えているようであれば、ときには夫の希望を聞き入れていく姿勢が大切です。

夫の年収が上がらない、夫の年収が下がっていくと感じたときには、その原因が家庭内にある場合も少なくありません。しかし原因の一端が自分にあるとは思わずに、夫を責めてばかりで、さらには夫の甲斐性のなさを嘆く女性も多くいます。

夫が働きやすい環境を意識的に整えるだけでも、仕事への好影響へとつながり、収入にも良い影響が及びやすくなるはずです。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」