自己肯定感が高い女子に育てるための鍵は母親とのアレ!
10歳女子が中高生に比べ自己肯定感が高いことは分かりましたが、そもそも10歳以降自己肯定感や人との関わりへの積極性が低くなってしまうのはなぜでしょうか。
それは、日本の親や先生が「子どもの良い点を褒めるより、悪い点を指摘することの方が多い」からのようです。悪い点ばかり指摘されれば「自分はダメな人間」「人と関わるのが苦手」となってしまいやすく、それが中高生の自己肯定感を低くしている原因だと言われています。
そんな中、中高生でも10歳女子のように自己肯定感が高いまま維持している女子も存在します。中高生で自己肯定感が高い女子にはある特徴があるようですが、それはどのような特徴なのでしょうか。
- 特徴1:母親に下着や体のことについて相談する
- 特徴2:ファッションへの関心が高い
- 特徴3:人との関わりに積極的
- 特徴4:母親に対して「もっと一緒に過ごしたい」と感じる
※注意:「自己肯定感」と「下着やからだの成長に関する母への相談の程度」「ファッションへの関心(家に居る時、洋服のデザイ ンや色は自分で選ぶ / ファッション雑誌やインターネットで洋服をチェックする)」などとの関連性を、相関係数を求めて検討した結果による
このような結果から、自己肯定感が高い女子は、母親に対して「信頼感」があり、母親との「コミュニケーションも密接」であることが分かります。
また、7割近くの10歳女子の家庭が「毎日家族と夕食」を取っており、80%以上が「家族とは仲良し」だと思っていることから、母親に限らず家族とも密接な関係を持っている女子は自己肯定感が高いことが分かりました。
変化し始める体のことや下着の話、ファッションの話など、気軽に話せる母親や家族との関係性が子どもの自己肯定感に大きく影響していると言えますね。
まとめ
思春期に入るちょっとおませな10歳女子は、親から自立し始め、人生の中で最もキラキラ度が高く、自己肯定感が高いピークの時期です。
そういう時期だからこそ、きちんと子どもと向き合って話をし、子どもの気持ちを理解して接してあげることが重要だと言えます。
10歳の頃の自己肯定感の高さを維持させていくには、母親の存在や役割、家族同士の信頼関係が大きく関係していると言えますから、少し意識して接してあげると良いですね。
ちょっとおませな10歳のキラキラ女子は恋愛にも夢中です。陰ながら応援してあげられるママでありたいですね。
<参照>ワコール「10歳キラキラ白書」