「その日はたまたま私が仕事の振替休日で家にいて、トイレに行ったら突然水が流れなくなり困りました。
古いけれど広さが気に入って住んでいる部屋で、半年ほど前に彼氏が引っ越して同棲中です。
排水管に問題があるのかも、と考えたけれどひとまず自力で何とかしようと思い、ラバーカップを使ってみるもののまったく流れず。
仕事中の彼氏にLINEで事情を説明し、午前中がんばったけれど詰まりは解消されませんでした。
お昼になり、大家さんに連絡しようと思っていたら彼氏から電話がかかってきて、『何が詰まったのかわからないけれど、お湯を流してみて』と言われました。
ふたりで話すけれど詰まるようなものは流しておらず、『もし紙ならお湯で早く溶けるから』『それからもう一回ラバーカップを使ってみて』『それでダメだったら大家さんに電話しよう』と彼氏がテキパキと決めてくれて。
以前付き合っていた彼氏は、私の部屋の蛇口が壊れたときに連絡したら『たかがそれくらいで』とため息をつかれたのをふと思い出しました。
一緒に住んでいる部屋だから、というのもあるかもしれないけれど、お昼休みにわざわざ電話をくれて一緒に解決を考えてくれる彼氏には本当に感謝しましたね。
言われた通りにお湯を流してしばらく待ったら流れてくれて、思わずガッツポーズをとりました。
すぐさま彼氏にLINEでメッセージを送ったら、休憩中に『よかった!』『お疲れさま』と返してくれて、気持ちがあったかくなりました。
こんな人が彼氏でよかったな、と今も思います」(女性/29歳/セールス)
トイレの詰まりは、生活のトラブルでも本当に焦るもの。
「お昼休みに入った時間にすぐ電話をくれた」という彼氏は、ひとりで対処している彼女を心配して策を考えてくれたことが、段取りの決め方からわかります。
無事に解決できた報告を一緒に喜んでくれるのも、心の近さが伝わってうれしいですよね。
「たかが」で済まさない姿勢は、どんなトラブルも解決できる自信を与えてくれます。