2:なぜ隠し事をしたのか冷静に話を聞く

子どもがウソをついたり、隠し事をしたりしているのがわかった時は、「なんで!」「どうして」と頭ごなしに叱るのではなく、冷静に話を聞くことを心がけているというママもいます。

子どもがちゃんと言葉で説明するのは難しいですが、もし素直に話してくれたときには、「ちゃんと話してくれたね」と伝え、「次からはこういうことがあったら、すぐに教えてね」とフォローしましょう。

幼い頃のウソや隠し事は、「叱られるのが嫌だから」という理由が多いですが、年齢が上がるにつれて、人間関係や心の問題などが背景になっていることもあるようです。表面的な隠し事だけを見るのではなく、その背景には何があったのかを見るようにしたいですね。

3:親の気持ちを伝える

「子どもがウソをつく子になってほしくない」「正直な子になってほしい」というのは、どんな親にとっても共通の願いです。そのため、「ウソをついたら、周りの人はどう思うのか」「隠し事はなぜダメなのか」を伝えるようにしているというママもいます。

子どものウソがわかると、つい感情的になってしまいがちですが、冷静に、「ママ(パパ)は、ウソをつかれて悲しかった」と気持ちを伝えるようにしているそうです。

特に幼いうちは、ただ「ウソはダメ!」と言うのではなく、「ウソをついていたら、お友達から信用されなくなってしまうよ」など、ウソをつくとどんなことが起こるのかも教えるのも大切ですね。