3: スピード婚でも幸せ! その理由は?
32歳の優希奈さん(仮名)は、20代で映像会社のディレクターに。華やかな世界で勤務する一方で、休日返上も当たり前。ある時、会社のやり方と自分の価値観が合わないことを知り、悩んだ末に退職します。
“燃え尽き症候群”となった優希奈さんには次のビジョンがなく、たまたま知人に勧められて外資系のネットワークビジネスをやり始めたのですが、その会社で裁判沙汰になるような事件が生じたため、断念したそう。
「とにかく生活を安定させよう」と派遣会社に登録して、慣れない金融関係の会社で働きます。
その後、経済的に落ち着いた頃に、登録したマッチングアプリで知り合った3歳年上の男性と年内にスピード婚をしたそう。
男性は金融関係に勤務し、親族が映像会社に勤務するなど、優希奈さんと環境が似ていたため話しも弾んだそうです。
最初から結婚が前提だった二人は、将来のことをどんどん話し合って、結婚へ。一年後、母となった優希奈さんはとても幸せだそうです。
スピード婚成功の秘訣とは?
優希奈さんのスピード婚がうまくいった要因は、お互いの家族や親族の話をしたり、今後のことを話したりしたこと。
親族や友人など互いを取り巻く重要な人間関係を知った後、次にやることは、将来のビジョンを徹底的に話し合うことです。大まかにいえば金銭感覚、そして家族計画の2つ。
夫婦としての助け合いや夫婦のイベント、出産、子育ての時期から、夫婦の役割まで押しつけたり過度に期待することなく、楽しみながら話し合うのが大事です。
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婚約の時から夫婦のコミュニケーションが始まっていますが、特にスピード婚の場合は、短期間に結婚すると決めるわけですから、短期間でリフォームを繰り返すような感覚で関係を構築するのがベスト。
二人のこれまでの生き方をすり寄せながら、新しいライフスタイルを作る過程を楽しんでみましょう。