小学校高学年から高校生時期にかけて訪れる思春期。心身が発達し、親から自立したい気持ちと、親から離れる不安とで揺れ動くナーバスな時期で、口数が少なくなったり、反抗的な態度をとったりします。

なんだかいつもイライラしていたり、部屋にこもりがちになったり、質問しても「うるさい」と怒鳴られたり……思春期の子どもとどう付き合っていいのかわからない、というママも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、思春期の子どもに嫌がられた声かけを周囲にママにリサーチしました。

思春期の子どもに言うのはNG!嫌がられる声かけ

1:「今日何があった?」など学校での出来事を根掘り葉掘り聞く

帰宅した子どもには、今日あった出来事などをいろいろと聞きたくなってしまうもの。でも、小さいうちはともかく、思春期に突入した子どもにあれこれ詮索する質問はNG。

「元々、『聞いて聞いて~』タイプじゃなかったので、こちらから何があったか聞かないと保育園や学校での様子がわからない感じでした。学年があがるにつれてだんだん聞いても答えてくれなくなり、『知らない』『忘れた』などと言って自分の部屋に行ってしまいます…」(中1男子のママ)

そっけなくされればされるほど、もっと聞き出したくなってしまいそうですが、思春期の子どもには逆効果。

自立心の芽生えから「親に干渉されたくない」という思いが強まるので、どうしても聞かなければいけない確認事項でない限りは、そっとしておくのがいいでしょう。