3:「行きたいお店があるの」といつも自分でお店を指定

最後は、デートのたびに「行きたいお店がある!」と女性側が行き先を提案したことに、違和感を覚えた男性のエピソードです。

「デートで提案してくるのはさすがに高級店ばかりではなかったけれど、食事に行こうとなるたびに、自分が行きたいお店をゴリ押ししてくる女性がいて、自分が外食ATMにされている気になりました。

会計のときには、その子は最初のうちだけ財布は出していましたが『僕が払うからいいよ』って何度か言っているうちに財布すら出さなくなりましたね。

行きたいお店が見つかるたびに、僕を利用しようとしているんじゃないか……と疑問を持ち始めてからは、会っても楽しくなくなってしまい、そのうちにその子から誘いがきても連絡を返すのをやめました」(38歳男性)

同性目線では、デートの行き先を決める際に「どこでもいい」「任せる」と言う女性よりもいいのではないかと思ってしまいます。

しかし、お店を指定しておいて会計時には知らん顔をしているという一連の流れから、経済力目当てと受け取られてしまう場合もありそうです。

ハイスペ男性のなかには、これまでにお金目当てで近づいてくる女性に嫌な思いをさせられたという人も少なくないのでしょう。

だからこそ女性の言動に引っかかる点があると、それをきっかけに警戒心を強めても無理はないのかもしれませんね。

信頼関係ができる前の段階では、誤解をされるような言葉を口にしないことも、ハイスペ男性との距離を縮めるには大切なポイントと言えそうです。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」