韓国出身の男性5人組グループ、BIGBANG(ビッグバン)が1月13日、京セラドーム大阪で海外アーティスト史上初となる6大ドームツアー「BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013~2014」のファイナルを迎えた。
これまで全国を巡り、各地でファンを熱狂させてきたBIGBANG。ファイナル公演でも、その勢いは衰えることなかった。デビュー初期の『LA-LA-LA』を含む『SHAKE IT』『LIES』『LAST FAREWELL』などのヒット曲から、一昨年に韓国はもちろん日本でも大ヒットした『FANTASTIC BABY』『BLUE』まで、アンコールを含む全26曲の熱いステージを繰り広げ、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
昨年は、メンバーそれぞれが勢力的にソロ活動を行ってきた。ソロ・ステージでは、その成果がいかんなく発揮された。特に、SOL(ソル)は昨年11月に韓国で発表した『RINGA LINGA』や、『ONLY LOOK AT ME』『WEDDING DRESS』などを披露、3月の日本ソロデビューに向けて強烈にアピールした。
そして、度肝を抜く演出面でもあった。高さ4メートル、幅20メートル×8メートルの可動ステージでアリーナ席上をメンバーが横断。エンターテインメント性とアーティスト性とが高い次元で融合したステージに観客は終始大興奮だった。
アンコールでは、メンバーはカートに分乗して登場。会場全体を周回しながら、『SUNSET GROW』でスタートし、異例の連続アンコール2回、全6曲を熱唱した。リーダーのG-DRAGONは「こんなに多くの方の前でライブができて幸せです。今度はBIGBANGの新しいアルバムをもってまた皆さんに会いに来ます」とコメントし、ライブの幕を閉じた。
同ツアーは、11月16日の埼玉・西武ドームを皮切りに、大阪、福岡、愛知、東京、北海道の全国6都市16公演で77万1000人を動員した。
なお、BIGBANGは、2月に約1年半ぶりとなるファンクラブイベントを4都市で全14公演を開催。また、3月12日(水)に、SOLが日本ソロ・デビューアルバム、T.O.Pも3年振りの新曲『DOOM DADA』の発表を記念した「DVD+CD」のスペシャルパッケージを同時リリース。さらに、3月19日(水)には、6大ドームツアーのライブDVDとブルーレイのリリースが早くも決定している。