「なんだか最近、落ち込みやすい」
「意味なくイライラしてしまう」
「ずっと頭痛が続いている」
「月経の周期が安定しない」
このような、原因がはっきりとわからない不調に悩まされていませんか？
筆者も、30代後半から40代前半にかけて、このような不調に悩んだ時期がありました。
原因不明の心身の不調は「プレ更年期」が関係していることがあります。プレ更年期は、原因を取り除かなければ症状を解消することが難しいです。
本記事では、気軽に取り組める対策を紹介します。ぜひ参考に解消を目指しましょう。
プレ更年期って？
プレ更年期は最近使用されるようになった造語であり、医学的には「若年性更年期障害」といいます。
一般的に30代後半から40代前半にかけておきますが、なかには20代で発症する人もいます。
プレ更年期でよくみられる症状は以下のとおりです。
・ホットフラッシュ
・大量の発汗
・月経不順
・無月経、無排卵
・頭痛、腹痛、腰痛
・下腹部の張り
・肩こり
・めまい
・無気力
・気分の落ち込み
・寝つきが悪くなる
・集中力が続かない
PMSと同じ症状も多いため、診断されるまではプレ更年期と気づきにくいかもしれません。
プレ更年期の原因
プレ更年期の原因は大きく「ホルモンバランスの乱れ」と「自律神経の乱れ」の2つにあります。
ホルモンバランスや自律神経のバランスは、普段の何気ない過ごし方で乱れてしまいます。原因はさまざまあるため、代表的なものを下記にまとめました。
・過度なダイエットによる体重の大きな変動
・激しいトレーニング
・喫煙習慣
・ストレスの蓄積
もともと、30代後半から女性ホルモンの分泌量は徐々に低下するため、ホルモンバランスは不安定です。加えて生活習慣の乱れがあると、ホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れを助長してしまい、プレ更年期を発症するリスクを高めてしまいます。
