子育て中、「保育士になろうかな」と思ったことはありませんか。
しかし、現実は家事育児、仕事の忙しさから、「勉強する時間がない」「難しそう」と、諦めてしまっている人も多いかもしれません。
そこで今回は、保育士資格を取得した筆者が、実体験から得られた保育士試験に合格するコツと勉強方法をご紹介します。
保育士試験を突破するコツ
その1:一発合格ではなく、積み重ね式で合格を狙う
保育士試験は、筆記と実技試験ともに年2回実施されます。(筆記試験に全科目合格すると、実技試験に進みます)。
筆記試験は全9科目あります。全9科目を1回の試験ですべて合格する必要はなく、合格した科目は3年間有効です。すなわち、3年間のうちに全科目合格すればいいと言えます。
筆者も3回目の筆記試験で全科目合格、そのまま実技試験にも合格しました。一発合格を狙うのであれば、本腰を入れて勉強する必要がありますが……。
もし「3年間のうちに合格すればいい」と考えられるのなら、コツコツと受けながら合格科目を増やすやり方もあります。
ただし、長期間受けていると勉強がだらけてしまうので、数回に分けて合格を狙うのがオススメ。自分のなかで「3回で合格しよう!」と決めてしまうのがいいかもしれませんね。
その2:自分に合ったテキストを探す
独学の場合、テキストが大事だと言います。購入したテキストで知識を習得するためでしょうか。
書店を見ると、たくさんの参考書、問題集が並んでいます。個人的には、自分の目で本の中身を確認して、「これなら勉強できそうかな」といったものを選び、使ったほうがいいと思っています。
保育士試験対策委員会著の王道テキストから、中央法規や実務教育出版が出している一冊にまとめたテキストまで、その種類は実に様々です。
ちなみに筆者はテキスト選びに悩んでしまい、上記挙げたものをすべて購入してしまいました……。
ですが、実際にやり込んだのは実務教育出版の『まんがでわかる保育士らくらく要点マスター』『ほんとによく出る保育士ベスト過去問&予想問題集』のそれぞれ一冊だけです。
実務教育出版のテキストは、ほかの出版社に比べてコンパクトで薄く、「合格すればいいんだし、最低限これだけは覚えるつもりでやろう」という気持ちで臨みました。
ですので、まずはひとつの参考書、問題集を決めて、とことんやり抜きましょう。
それができたら、次の参考書、問題集を購入したほうが効率がいいですし、お金も節約できると思います。