4:医療機関に相談する
高校生活での疲労で鬱病の症状が出ていたり、朝起きられない起立性調節障害であることが原因で不登校になるケースもあります。その場合は治療が必要になるので、医療機関を受診してください。
自覚がないこともあるため、何かおかしいなと思ったら信頼できる小児科、精神科や心療内科の先生に相談してみるといいでしょう。
5:転校させる
子どもの不登校が学校に起因する場合、学校を変えることで通えるようになる可能性も。
義務教育である小中学校と比べて高校の進級・卒業には欠席日数の上限などの条件があるので、長く休んでいると在籍していた高校に復帰することが難しくなる場合もあります。ですが、通信制や定時制など、登校頻度が比較的緩やかでマイペースに通える学校や、不登校の生徒の受け入れに前向きな学校もあるので、子どもに合いそう場所を探してみるのも手です。
6:学校以外の学びの場を探してみる
学校に行かないことでまず気になることとしては、勉強の遅れでしょう。子ども自身に勉強したい気持ちがあり、その気力が戻っている場合は、フリースクールや不登校に対応した塾、家庭教師など、高校に代わる学びの場を探す必要があります。
たとえ今子どもに頑張る気力がなくても、ゆっくり休んで先のことを考えられるようになったときに「やっぱり学びたい」と思い直すこともあるかもしれません。
選択肢のひとつとしてこういうものがあるよ、と提案できるように、通える範囲にどういった場があるのか調べておき、子どもが興味を持ったら一緒に行ってみるといいでしょう。
勉強は自宅でひとりでもできますが、学びの場には家族以外の人間と交流し、コミュニケーションをとれるというメリットがあります。
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ひと口に不登校といっても、その原因は子どもによって本当にさまざま。安心できる場所でゆっくり心身を休ませてやりながら、元気や自信を取り戻して再び学校や社会に出ていけるように、親としてサポートしてあげられるといいですね。