図々しいヒモ男

彼女に気軽にお金を借りるダメ男。付き合い始めの頃はきちんとお金を払っていますが、そのうち「ちょっと小銭いいかな」と数百円から始まって、いつの間にかいろいろ払わせられています。

でも、自分が友達と遊ぶときは惜しみなくお金を使っているので、納得いかないことも。

こんな男にカモフラージュ

女性には「ごめんね」「お願い。いいかな?」とかわい子ぶります。交際前は気前よくおごってくれますが、それはまだ好意を確認する前。

「俺のことが好きだな」と確信すると、とたんに厚かましく頼ってきます。ぶりっ子で可愛く頼むので、女性は気づきにくいというわけ。

見抜くには

罪悪感もなくお金を借りて、「利子をつけて返すから」などと大きなことを言うタイプではありませんか。そもそも、借金を申し込んでくる男性は「借金はどうにかなる」「彼女だからいいだろう」と軽く考えています。

無計画にお金を使う、逆玉やモテ男を羨ましがっている場合も注意です。

自信過剰なナルシスト男

インフルエンサー気取りだったり、外見はファッショナブルでイケています。でも、自分のルックスや才能に執着しすぎ、非現実的な夢ばかり追いかけるタイプ。

人気者の女性が大好きなので浮気も心配です。地に足がついていないので、結婚はまだ考えていないでしょう。

こんな男にカモフラージュ

半分芸能人のよう。他人の目を気にするので、何ごとも形から入りますが、ポリシーはないのでトレンドが変わると流されます。

本当は自信が持てず、悪口に過剰反応するタイプと、「俺は人気者だ。天才だ」と信じているタイプの二通りです。

両方とも、少しでもイジられるとキレる危険性があり、彼女であってもシャットアウトしているので、彼の世界には入れません。

見抜くには

SNSが世界のすべてで、自分にもカリスマ性があると思っています。

そのわりにはSNSの反応に一喜一憂していて、過敏になっています。イライラしたりいじけたと思えば、ブロックしまくったり、批判されてもどこ吹く風でまったく気にしない……を繰り返しています。

世間には、ここに挙げた例よりもっとダメな男性もいますが、危険なのは、一見魅力的に見える人です。その手の男性は演技していたり、擬態しているのです。

そんなだめんずの犠牲にならないためにも、代表的なタイプの見抜き方を知っておきましょう。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。