商品の魅力を、パワーボムとともに脳天へお伝えしよう!
【思考力:70】
パワーボムによる心地良い衝撃で、取引先に笑顔が?!
「買わない。」
【思考力:50】
※事前の根回しも忘れずに。
さらに商品を買うことでの新しいライフスタイルをパワーボムとともにご提案!
「やめてくれ…!」
【思考力:30】
★ポイント「やめてくれ…!」と言ってからが勝負!
ここが腕の見せ所。交渉のラストは、股間をうっすら触りながらの念押しパワーボムでキメ!
【思考力:5】
「10万♪」
「買い…ます…」
【思考力:0】
交渉成立! パワーボムで相手の思考力を奪うのが吉!
今回の交渉で、そのへんで買った100円の灯油ポンプを10万円で取引先にお買い上げいただくことになった。交渉は大成功である。
取引先であるAR三兄弟の家には灯油型の暖房はないとのことだが、AR(拡張現実)の力でうまいことやってくれるだろう。
交渉の鍵を握ったのは、“ 相手の思考力を低下させたこと” 。いくら冷静な相手でも、パワーボムを複数回食らうと考える能力がゼロになる。
さらにこのテクニックは、目上の人にこそ効くのがポイント。若き日のプロレスラー・天龍源一郎は、パワーボムで大先輩のジャイアント馬場やアントニオ猪木、ジャンボ鶴田から3カウントを奪っている。歴史がパワーボムの有用性を証明しているのだ。
若い営業マンの方々も、相手がいくら格上だったとしても遠慮せず、堂々とパワーボムをぶちかましていただきたい。それが交渉を優位に進めるひとつの正解だからである。
※本記事は「ウレぴあ 2012年 4月号」(2012/2/25)発売)の記事を再掲載したものです。
(取材先のプロフィールは現在と異なる場合がございます)