小学校低学年まで
「この年齢までと決めていたわけではないのですが、息子は背が高くて、各自治体が設定している混浴の身長制限に引っかかる時期がとても早かったんですよね。
あっという間に120センチを超えてしまって、温泉やスーパー銭湯では夫と一緒にお風呂に行くようになったので、家でも自然と夫と一緒かひとりで入るようになりました。
息子は小学校1年生でしたが、小学校2年生くらいになると大体の子が120センチ前後になるようで、女湯で見かけることはほとんどなかったです」(自営業/38歳)
小学校低学年あたりを境に、異性の子どもとお風呂に入らなくなった家庭からの意見で多かったのが、このパターン。
幼稚園保育園までと答えた家庭と同じように、親が先回りして早めのタイミングでやめるというパターンで小学校低学年までと決めている家庭もありましたが、「温泉などでの混浴制限と同じタイミングで」というやや不可抗力的に一緒に入らなくなるという家庭が多くありました。
家ではひとりでの入浴も徐々に始める年齢ですが、まだまだ見守りは必要。ひとりで入浴する際は、脱衣所で洗濯物を畳んだり水回りの掃除をしたりしながら、危険がないか様子を見ているという家庭がほとんどでした。
小学校中学年まで
小学校中学年までは一緒に入っていたけれどそれ以降はやめたという家庭からは、主にふたつの理由が聞かれました。
「我が家は娘が小学校5年生になる少し手前くらいから、ひとりでお風呂に入りたがるようになったので、そこから私も夫も一緒に入っていないですね。
はっきりとは言わないけれど、『ひとりで入りたい』のではなく『パパと入るのはちょっと』という意味なんだろうなと思います。温泉などで私と入ることに対しては抵抗がないみたいなので」(運輸業/49歳)
この時期になると、子どものほうから「パパ・ママと入るのは嫌だ」という主張が見えることが多いようです。このママが言うように、やんわりと伝えてくる場合もありますし、かなりハッキリと「もうパパ(ママ)とは入らないよ」と伝えてくる子もいます。
「まだいいじゃない」と拒否したり、からかったりせずにしっかり受け入れてあげましょう。
もうひとつの理由として、きょうだいで入るようになったからというのもこの年齢に多い理由でした。
「長男が小学校5年生になったあたりから、小学校2年生の次男とふたりで入っています。
次男だけで入らせるのは心配だけど長男がいれば何かあっても安心だし、私も彼らがお風呂の時間に他のことができるので」(看護師/44歳)
同性の兄弟姉妹がいる場合は、上の子が高学年になるくらいのタイミングできょうだいで入ってもらうという方法で、そもそも両親とも一緒に入らなくなるということが多いようです。