――うーん、ある意味、正解! と言いたいところですが、答えは違って、実はこれも有名なミュージカルの中国語訳なんですよ。映画化もされていて、日本語ではカタカナだと6文字で……

私、外国の映画あんまり見ないからなあ……。うーーん、ロミオとジュリエット? オペラ座の怪人? 惜しい? 

へ? 日本でもやってる? カタカナ6文字……

◯・◯◯◯◯◯  ◯・◯◯◯◯◯ あッ! レ・ミゼラブルだ!!!! 

――正解ですッ!

レ・ミゼかあーーーーーー! 悲惨世界って訳すんですね。こうやって中国語を見ると、本当におもしろいですよねえ。

――そうですね。日本語ではカタカナで表記するものも、中国語だと、すべて漢字で表記してしまうんですから、本当に興味深いですよね。

ちゃんと漢字で、もともとの意味まで出しているなんて、漢字って本当にスゴイです!

――中国語では、今紹介したミュージカルの題名のように、もともとの「意味」を考えて漢字にする方法、そのほかにも、よく似た「音」の漢字をあてはめて訳す方法もあるんです。また機会があったら、こういった親しみやすい中国語をクイズ形式でやっていきましょう。

おもしろい!!! そういうの好きッ! やりたい、やりたいッ!!! 

――さてさて、今日は“コルリ”という役についてお聞きしていこうと思うのですが、佐江ちゃんはお稽古中から“コルリ”について、育ってきた背景や年齢などのイメージを膨らませていったとのことですね。

バックナンバー